1999年09月29日 |
三菱化学、新有機色素「スーパーアゾ」を採用したCD-Rシリーズを発売 |
高速書込みに対応したワイドマージン、大容量化も実現 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学メディア |
三菱化学は29日、同社が独自に開発した新有機色素「スーパーアゾ(Super AZO)」を採用した記憶容量700MBおよび650MBのCD-R「スーパーアゾ」シリーズを、10月22日より100%子会社の三菱化学メディアを通じて発売する、と発表した。新有機色素「スーパーアゾ」を採用することで、より精緻な書込みが実現するとしている。 同社は、業界では初めてCD-Rに銀反射膜を採用し、その銀反射膜と相性のよい自社開発のアゾ色素を用いることで、優れた耐久性、耐光性を実現していた。さらに高線速記録用に熱特性を高めた新有機色素「スーパーアゾ」を開発、従来のアゾ色素の特徴である耐久性、耐光性を維持しつつ、高パワーマージン、高感度を実現したとしている。 CD-Rの書込み速度が高速化する中、スーパーアゾを採用することで、8倍速以上の書込みに十分に対応したワイドマージンを実現するとともに、1~6倍速書込みでも従来と比べてよりエラーの少ない正確な書込みを実現したとしている。また、高精度基盤技術の開発による大容量化、「5mmスリムケース」採用による省スペース化なども実現している。なお、販売価格はオープンプライス。 http://www.c-nt.co.jp/photo/mcc_cd-r1.jpg target=top>三菱化学CD-R「スーパーアゾ」シリーズ700MB(写真) http://www.c-nt.co.jp/photo/mcc_cd-r2.jpg target=top>三菱化学CD-R「スーパーアゾ」シリーズ、5mmスリムケース(写真) http://www.c-nt.co.jp/photo/mcc_cd-r3.jpg target=top>三菱化学CD-R「スーパーアゾ」シリーズ650MB、10枚パック(写真) |