1999年09月24日 |
加ノバ、サーニアに気相法ポリエチレン試験設備を建設 |
2001年完成/投資額1,560万ドル |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
カナダのノバ・ケミカルズは米国現地時間の21日、サーニアに2番目となる気相法ポリエチレンのパイロットプラントを建設する、と発表した。投資額は1,560万ドルで、2001年の完成を予定している。 新設備は、Corunnaのセント・クレア川の既存設備を補足するもの。同社のプロセス技術であるSCLAIRTECHと新たに開発したチーグラー・ナッタ系のシングル触媒をベースに新たな技術を開発しており、これら一連の技術を用いてユーザーに製品を供給しているが、このほどこれらの技術を気相法設備向けに適応させることに成功した。 なお研究・技術部門バイスプレジデントのポール・クラーク氏は、「既存設備の運営を改良するために、新試験設備の建設を選択した。新設備は、自社技術を用いることにより、次世代のポリエチレンを開発できるようになるだろう」と語っている。 |