1999年09月13日
三菱化学、米GEとアジアのPBT新設で年内めどにFS
年産6万トン規模~四日市も候補に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:三菱化学

 三菱化学は、米ジーイープラスチックス(GEP)と共同で、アジア地域においてポリブチレンテレフタレート(PBT)設備の新設に向けた事業化調査(FS)を進めている。生産規模は年産6万トンで、年内にもFSを完了する。
 同社は、機能化学品カンパニーにおいて原料1,4ブタンジオールを含めPBT事業を展開しており、四日市で1,4ブタンジオール、PBTの増強を検討している。このため四日市の計画もGEPとの共同事業化計画の候補となり、世界最大手のGEPと組むことでさらなる事業の拡大を図るものと予想される。