1999年08月24日 |
SINOPECとBASF、10月にも揚子CPXのFS結果提出 |
エチレン年産65万トンを計画~トータル130万トン体制へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
SINOPEC(中国石油化工総公司)と独BASFは、10月にもエチレン年産65万トンを核とした揚子エチレンコンプレックスの事業化調査(FS)の結果を、中国当局に提出する。認可されれば、2005年にはSINOPEC傘下の揚子石油化工公司として、既存設備との合計で130万トン体制が構築される見通しだ。 現在、中国では、今回の計画のほか、エクソン/アラムコ/福建石油化工公司、BPアモコ/上海石油化工公司、フィリップス/蘭州化学工業公司、ダウ・ケミカル/天津聨合石油有限公司など外資との合弁プロジェクトが数多く計画されているが、どのプロジェクトも当初のスケジュールからは大幅に遅れている。しかし、今回揚子BASFが提出したFSの結果に基づき認可が得られれば、他の計画に一歩先んじることになる。 なお揚子石化とBASFは、揚子BASFスタイレニックスとして97年からスチレンモノマーおよびポリスチレン事業を手がけている。 |