2000年08月08日
『バイオジャパン2000』に内外の関心高まる
出展ブース、プレゼンテーション申し込み埋まる
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:バイオインダストリー協会

 JBA(バイオインダストリー協会)、日本バイオ産業人会議など4団体共催の『バイオジャパン2000』は9月26日~28日の3日間、東京・新宿の京王プラザホテルで開催されるが、最先端の科学技術として、バイオへの関心は国際的にも高く、展示会場の出展ブースやビジネスパートナリングでのプレゼンテーションには予定を上回る申し込みがあった。
 今回開催する『バイオジャパン2000』は、シンポジウム、ビジネスパートナリング、展示会、市民向けの企画の4部門で構成されている。シンポジウムは4会場に分かれ、科学の新しい動向や特許、戦略、国際協調のあり方などをテーマに連日内外第一線の経営陣、研究者らが講演と質疑を行う。
 ビジネスパートナリングは、技術や情報を紹介しながら新しい提携先、出資先を募り、紹介し合う場として設けられる。すでに海外のベンチャー企業などは日本の市場に大きな関心を寄せており、100社を超えるプレゼンテーション申し込みが事務局にきているという。
 展示会場も200を超える小間を用意したがすでに「完売」、海外企業が6割を占めるなど海外企業の関心が高い。
 一般市民向け企画コーナーでは、バイオテクノロジーの世界を身近に感じてもらおうと「バイオ生活美人トンネル」をしつらえる。話題の遺伝子組換え、クローンから毎日の食卓、健康、地球環境まで、バイオが市民生活にどのように関わり、役立っているかをPRしたいと事務局ではいっている。