2000年08月02日
BASFペトロナスケミカル、アクリル酸16万トン設備が商業運転入り
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

 BASFは現地時間の20日、同社60%、ペトロナス40%出資によるアクリル酸の合弁会社BASFペトロナスが、マレーシアのクアンタンで建設を進めていたアクリル酸年産16万トン設備が商業運転を開始した、と発表した。
 このプロジェクトは、マレーシアのクアンタンにおける初のアクリル酸コンプレックスで、投資額は9億ドルにのぼり、粗アクリル酸、アクリル酸ブチル、2エチルヘキシルアクリレート、精アクリル酸の4つの設備で構成されている。
 なおBASFはクアンタンにおいて、このほか2001年初頭をめどにオキソアルコールおよび合成ガス設備、2002年にはブタンジオールコンプレックスと蟻酸設備の稼動を予定している。