2002年02月26日
三菱化学メディア「データ用DVD十Rディスク」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学メディア

 三菱化学メディア社(東京都港区、小林喜光社長)は26日、DVD十R規格に準拠Lたデータ用DVD十Rディスクを3月中旬から発売すると発表した。

 高画質、高音質のデジタル映像など大容量データを取扱う機会が増え、パソコンでも簡単にDVDディスクが作成できるようになってきた。映像を見て楽しむだけでなく、個人で記録、編集をして楽しむ時代へと移り変わろうとしている。また、映像の記録のほか、大容量データのバックアップとしてのニーズも高く、今後多方面にわたる用途の拡大が予想され、記録型DVDの需要はさらに増えると予想されている。
 
 同社は、こうしたニーズに応るため「DVD十RWアライアンス」メンバーとともに、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーとの互換性を重視した書換型DVD規格「DVD十RW」を策定し、昨年、DVD十RWディスクを発売した。今回発売するDVD+Rディスクは、互換性の高さなどDVD十RWのフォーマットを踏襲した、追記型のDVDディスク。

 DVD十Rディスタは、ロスレスリンキング技術の採用により追記後の高い再生互換性を実現し、既存のDVD-ROMドライブやDVDプレーヤーで再生が可能。また、独自開発のアゾ系有機色素「スーパーアゾ」を記録層に採用し、余裕のパワーマージンにより追記及び書換型DVD規格最速の2.4倍速記録を実現するとともに、CDーRで実証された高耐久性、高耐光性を保持し、データの長期安定保存ができるという。

DVD十Rディスタの特徴は次の通り。
1.ロスレスリンキング技術の採用により、追記後の高い互換性を実現
2.独自開発のアゾ系有機色素「スーパーアゾ」を記録層に採用し、記録安定性を確保
3.追記及び書換型DVD規格最速の2.4倍速記録に対応
4.レーベルデザインが美しいチタングレーのカラーディスク採用

 なお、店頭価格はオープンプライスとなる。