2000年07月25日 |
知的資産の電子商取引市場yet2.com、新たに12社が参加 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:BASF、NEC、旭硝子、花王、住友化学、武田薬品工業、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ、デュポン、東芝、東レ、トヨタ自動車、バイエル、三井化学、三菱化学 |
世界初の知的資産の電子商取引市場であるyet2.comは米国現地時間の24日、新たに独バイエル、関西新技術研究所(KRI)、LGエリート、三菱重工、日本電気(NEC)、新日本製鐵、NTTアドバンステクノロジ、大阪ガス、ピツニーボウズ、住友化学工業、武田薬品工業、豊田自動織機製作所の12社が参加した、と発表した。これらの企業は、自社が保有する公開可能な先端的な知的資産をyet2.comの市場に提供し、同市場に参加することでこれまで実現することができなかった売買の機会を利用して、特許やデザイン(意匠)収益を拡大することが可能となる。 バイエルの研究開発担当専務のポル・バメリス博士は、「yet2.comはノウハウの販売や新たな技術に道を開く世界的なプラットホームを当社に提供し、当社の技術資産を広げてくれる。yet2.comは、当社が開発したものの商業化することができなかった技術を販売するための強力なマーケティングツールとなるだろう」と語った。またNTTアドバンステクノロジの国際事業推進本部長である山下正秀氏は、「当社は、yet2.comのビジネスモデルに大いなる関心と期待を持っている」と述べている。 yet2.comのCEOであるクリス・デ・ブルサー氏は、「これらの企業や、企業が提供する技術の多様性を見れば、yet2.comがどのような業界の企業にとっても知的資産から大きな利益を得るための助けとなることがわかる。新たに参加を決めた企業は、多くの世界のトップ企業とともに、yet2.comの市場で独占的に技術を販売していくことになる。これらの企業が参加してくれたことが、yet2.comの顧客リストや、サービスがいかに魅力的であるかを物語っている」としている。 なお現在、yet2.comに参加している企業は下記の通り。 3M、アグファ・ゲバルト・グループ、アーサーD.リトル、旭硝子、BASF、バッテル、ボーイング、ボッシュ、ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ、デンソー、ダウ・ケミカル、デュポン、EPRI、フォード、富士写真フイルム、ハネウェル、花王、三菱化学、三井化学、モンサント、ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス、ポラロイド、ポルシェ、プロクター&ギャンブル、ロックウェル、SAIC、サンディア国立研究所、シェル・グローバル・ソリューションズ、シーメンス、住友電工、東レ、東芝、トヨタ自動車、TRW、ミシガン大学 バイエル、関西新技術研究所、LGエリート、三菱重工、日本電気、新日本製鐵、NTTアドバンステクノロジ、大阪ガス、ピツニーボウズ、住友化学工業、武田薬品工業、豊田自動織機製作所 |