2000年07月21日 |
電気化学、リウマチ治療薬来月上市 |
医薬品第1号『スベニール』独自のバイオ技術 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:アベンティスファーマ、中外製薬、デンカ生研、電気化学工業 |
電気化学工業は発酵技術で自社開発した医薬原体(ヒアルロン酸ナトリウム)をベースに、リウマチ患者向けの関節機能改善剤『スベニール』を中外製薬、仏アベンティスファーマー両社と共同開発していたが、厚生省から新薬として製造承認を得たため8月中旬をめどに発売開始する。 原薬から製剤化まで同社青海工場(新潟県)で一貫生産(受託)し、アベンティスファーマーが製造元、中外製薬が販売元となる。 『スベニール』は高分子量(190万~250万)のヒアルロン酸を原薬として使用するため、慢性的な関節リウマチや変形性ヒザ関節症、肩関節周囲炎などの激しい痛みを和らげる効果が大きいとされている。 電気化学は、デンカ生研など医薬品子会社は傘下にもっているが同社自身が開発、企業化する新薬としては第1号となる。 |