2002年02月25日 |
ユニチカ、信越化学両社、酢ピ・ポバール事業を統合 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:信越化学工業、ユニチカ |
ユニチカと信越化学工業の両社は25日、共同で酢ビ・ポバール事業を行ってきたが、ユニチカ、信越化学それぞれの販売部門と、同事業の生産子会社2社「信越酢酸ビニル」「ユニチカケミカル」を統合すると発表した。統合会社は5月1日付で発足、社名は「日本酢ピ・ボパール株式会社」(資本金20億円)となる。 統合によるシナジー効果を強化し、業界トップクラスを目指す。ユニチカ、信越化学の両社は、昭和43年以来、それぞれ販売と生産子会社2社による生産・販売が4部門に独立した形態で運営してきたが、経済環境の激変から生産技術力・開発力・販売力の完全統合を行い、収益力を強化させる。 新会社「日本酢ビ・ポバール」は本社を大阪府堺市に置き、資本金20億円(ユニチカ、信越化学各50%)。代表取締役には岡本浩一(信越酢ビ社長)、豊西重和(ユニチカ化成事業本部長)の両氏が就任の予定。従業員約170人。酢ビ年産12万トン、ポバール同4万トン設備をもち、年商約100億円の見込み。 |