2000年07月14日 |
日鉱石油化学、3Qのノルマルパラフィン輸出価格600ドルを堅持 |
シェル・マレーシア再稼働も、LAB向け需要堅調に推移 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:日鉱石油化学 |
日鉱石油化学は、3Qのノルマルパラフィン輸出価格について、2QとステイのCFR・トン600ドルを堅持する方針だ。 アジアのノルマルパラフィン市況は、一昨年のシェル・マレーシアの事故以来、高値で推移しており、ピーク時には650ドル前後となっていた。5月末にシェル・マレーシアが稼働を再開したものの、LAB(リニアアルキルベンゼン)向け需要は依然として好調に推移しており、同社では3Qもステイとする方針を決めたもの。 同社では、ノルマルパラフィンの需要成長に応え、水島精油所の既存設備を効率運転することにより年産12万トン体制としている。輸出についても昨年から本格参入、中国、台湾、インドネシア向け供給体制を確立している。 また、一段の需要増加に応えるため、15万トン体制を視野に入れ、能力増強についての検討も開始している。 <参考> http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/capa/npl>ノルマルパラフィンメーカー別生産能力 |