2000年07月14日
石化協まとめ6月の主要石化製品生産、定修の影響で11品目が前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会、石油化学工業協会

 石油化学工業協会は14日、主要石油化学製品の6月生産実績をまとめた。
 エチレン設備の定修は、5月の3社4工場に対し6月は2社3工場となり、設備稼働率(試算)も98.6%から98.2%と4ポイント下がった。この結果、生産量は57万7,100トンと4%減少した。
 その他の製品も、定修の影響から前月比、前年同月比でマイナスとなった製品が増加、MMAモノマー、エチレンオキサイド、SBR、BRを除く11品目が前年を割り込んだ。
 また1~6月のエチレン生産は、374万2,900トンと4%減少した。これは通産省・石油化学産業基本問題懇談会需要動向研究会が昨年末にまとめた2000年上期見通しの368万4,600トンと比べると、5万8,300トン、1.6%上回ったことになる。
 なお、2000年6月および4~6月、1~6月の実績は別表の通り。このほか塩ビの実績は27日に塩ビ工業・環境協会から発表される。

http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/200006p.html">2000年6月主要石化製品生産実績(表)
http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/2000Q2p.html">2000年4~6月主要石化製品生産実績(表)
http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/2000H1p.html">2000年1~6月主要石化製品生産実績(表)