2000年06月27日
スノコとイプシロン、プロピレン/ポリプロピレン事業を統合
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 米スノコとイプシロン・プロダクツ・カンパニーは米国現地時間の26日、スノコのPP(ポリプロピレン)用プロピレン分離装置とイプシロンがペンシルベニア州マーカスフックに有しているPP設備を統合、合弁会社を設立する、と発表した。新会社は、スノコおよびワシントン・PENNプラスチック社の関連会社で、イプシロン傘下のBAR-L社の合弁会社となる。
 新しい合弁会社は、スノコの競争力のある原料をベースに、イプシロンの品質とユーザーへの対応力を統合した会社となる。また成長に応じて、将来プロピレン、PPそれぞれの生産能力を拡大することで合意している。
 なおスノコは、ペンシルベニア州フィラデルフィアとマーカスフック、オハイオ州トレド、ケンタッキー州ブランデンブルグの4カ所でプロピレンを生産、合計生産能力は年産約36万7,000トンで、イプシロンはマーカスフックに年産約33万5,600トンのPP生産設備を有している。