2000年06月23日
BASF、1999年度特許出願数は1,546件と新記録達成
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:BASF、特許庁

 BASFジャパンは23日、BASFグループが昨年世界各国で出願した特許数が前年比471件増の1,546件となり、これまでの最高記録を達成した、と発表した。この結果、1999年末時点の出願中および認可された特許件数は累計で9万8,000件となり、1998年末時点に比べ8,000件増加した。
 特に特許件数が増加したのは、医薬品やファインケミカル、農薬事業を含む健康・栄養部門で、新規特許出願の43%を占めている。次にプラスチック・繊維部門の24%、染料顔料塗料・仕上げ剤部門の15%、化学品部門の12%、その他6%と続く。
 この結果は、ドイツ国内の特許局に最初に申請された出願件数に基づくもので、その多くがミュンヘンのドイツ特許庁(German Patent and Office)に申請されており、ドイツ国内の申請が同社の世界各国における出願の基準となっている。
 なおBASFの1999年におけるR&D投資額は、13億3,000万ユーロで、このうち8億1,000万ユーロがドイツ本社のルートヴィッヒスハーフェンの中央研究部門で使われている。中央研究部門は、世界各地のR&D拠点と連携、効率的に統合された研究体制とノウハウのシステムを構築している。