2000年06月23日
PPフィルムの出荷、5月も着実な伸び
OPPもCPPも食品包装用が好調を維持
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロ、日本ポリプロピレンフィルム工業連合会

 日本ポリプロピレンフィルム工業連合会は23日、OPP(延伸ポリプロピレンフィルム)とCPP(無延伸ポリプロピレンフィルム)の5月の出荷実績をまとめた。
 それによると、OPPの総出荷数量はインサイダー9社合計で1万9,469トン、CPPは同じく9社合計で1万1,413トンとなっている。前年同月比はOPPが101.6%、CPPが106.6%。OPPは2月いらい4ヵ月連続の前年超え。CPPは今年に入っての5ヶ月全てが前年同月を上回っている。
 両品種とも主力の食品包装用が好調を維持している。OPPの同用途向けは1万3,383トンで前年同月比が105.6%、CPPの同用途向けは9,616トンで前年同月比が105.7%となっている。OPPは他の用途がマイナス成長だが、CPPは繊維包装用を除いて他の分野も好調を持続している。
 この結果、1~5月の累計は、OPPが98,772トン、CPPが5万7,977トンとなった。前年同月比はOPPが102.8%、CPPが107.1%である。