2000年06月19日 |
日本触媒、インドネシアのアクリル酸製造会社を子会社化 |
現地資本引き上げで、出資比率90.9%に |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:トーメン、日本触媒 |
日本触媒は19日、同日開催の取締役会において、インドネシアのPT ニッショク トリポリタ アクリリンドの株式を取得、子会社化することを決議した、と発表した。 PT ニッショク トリポリタ アクリリンドはインドネシア西ジャワ州アニールにアクリル酸年産6万トンおよび同エステル10万トン設備を1998年11月に稼動させている。設立時の資本金は6,000万ドルで、同社50%、PT Tri Polita Indonesia Tbk45%、トーメン5%だった。今回はTri Politaが株式を引き上げることにより、同社とトーメンが出資比率見合いで株式を取得し、取得後は、同社90.9%、トーメンが9.1%となる。 なお、同社では子会社化によって、2001年3月期連結業績予想を再試算すると、売上高1,722億円(22億円増加)、営業利益71億円(4億円減少)、経常利益59億円(5億円減少)、当期純利益は25億円(4億円減少)と見込んでいる。 1998年および1999年12月期の業績(千米ドル)は以下の通り。 1998年12月期 1999年12月期 売上高 7,566 46,096 売上総利益 △2,230 153 営業利益 △6,795 △2,456 経常利益 △11,086 △9,453 当期利益 △8,389 △10,284 総資産 177,871 168,285 株主資本 48,772 38,488 1株当たり配当金 - - |