2000年06月19日 |
デュポン、米国のLCPを増強~2002年に8,200トン体制構築 |
来年めどに宇都宮のコンパウンド設備も増強へ |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:デュポン |
米デュポンはこのほど、LCP(液晶ポリマー、商品名:ゼナイト)の需要に対応するため、米テネシー州チャタヌーガの生産体制を強化する、と発表した。2段階の増強により米国の生産能力は、2002年に年産約8,200トン(1,800万ポンド)に拡大する。またこれにともない日本では、来年をめどに宇都宮事業所のコンパウンド設備を増強する方針。 今回の増強計画は、第1段階として2001年第3四半期までに生産能力を増強、年産約5,500トン(1,200万ポンド)に拡大、さらに2002年にも2,700トン増強、約8,200トン(1,800万ポンド)体制が構築される。LCPは、特にアジア市場で高成長が続いていることから、宇都宮事業所において来年をめどにコンパウンディング能力を増強していく考え。 LCPのグローバル・ビジネス・マネージャーであるクリス・マーフィー氏は、「コネクターおよびその他の電気電子部品の需要は、全世界的に極めて好調だ。加えて、いくつかの新用途がLCPゼナイトの可能性を広げ、新しい市場に導きつつある。今回の生産能力の増強により、これら新規顧客への供給が容易になるだろう。また、この増強は既存の生産方式の延長線上にあるもので、我々は予定通りに最高品質のポリマーの生産を開始することができると確信している」と語った。 米デュポンはこのほど、LCP(液晶ポリマー、商品名:ゼナイト)の需要に対応するため、米テネシー州チャタヌーガの生産体制を強化する、と発表した。2段階の増強により米国の生産能力は、2002年に年産約8,200トン(1,800万ポンド)と3倍に拡大する。またこれにともない日本では、またこれにともない日本では、来年半ばをめどに宇都宮事業所のコンパウンド設備を増強する方針。 今回の増強計画は、第1段階として2001年第3四半期までに生産能力を増強、年産約5,500トン(1,200万ポンド)に拡大、さらに2002年にも2,700トン増強、約8,200トン(1,800万ポンド)体制が構築される。 LCPは、特にアジア市場で高成長が続いていることから、宇都宮事業所において来年をめどにコンパウンディング能力を増強していく考えで、これまで国内では特殊品を生産、汎用品については輸入品で対応してきたが、これを機に汎用品も含め国内で生産する体制に切り替える。 LCPのグローバル・ビジネス・マネージャーであるクリス・マーフィー氏は、「コネクターおよびその他の電気電子部品の需要は、全世界的に極めて好調だ。加えて、いくつかの新用途がLCPゼナイトの可能性を広げ、新しい市場に導きつつある。今回の生産能力の増強により、これら新規顧客への供給が容易になるだろう。また、この増強は既存の生産方式の延長線上にあるもので、我々は予定通りに最高品質のポリマーの生産を開始することができると確信している」と語った。 |