2000年06月15日
石化協まとめ5月の主要石化製品実績、定修日数差で増減にバラツキ
LDPE国内出荷は16ヶ月連続プラスに
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会、石油化学工業協会

 石油化学工業協会は15日、2000年5月の主要石油化学製品の生産実績をまとめた。 4月は3社4工場が定修を実施したこともあり、定修日数差が品目により前月比、前年比の大幅増減となっており、PP、EO、EG、AN、BR、キシレンを除く調査製品が前年同月の実績を下回った。また、前月の4月と比較すると、LDPE、EO、EG、BR、トルエン、キシレンが前月の実績を下回っている。
 製品別では、エチレンが前年同月比3.5%減の60万7,800トン、稼動試算率では98.6%となり、前月比1.4%減、前年同月比1,2%増だった。また、樹脂ではLDPEが16ヶ月、HDPE、PPは4ヶ月連続で国内出荷が前年比プラスとなっている。
 また、今回からはMMAモノマーが調査品目に加わったが、生産は前年同月比23%増の40万1,000トンと大幅に増加している。
 なお、塩ビの実績は22日に塩ビ工業・環境協会から発表される。
 2000年4月の実績(内訳)は別表の通り。

http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/200005p.html">2000年5月主要石化製品生産実績(表)