2000年06月14日 |
センター各社、KPCとナフサのプレミアム交渉へ |
8月以降の1年分、トン10~15ドルで攻防か |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:昭和電工、住友化学、丸善石油化学、三菱化学 |
昭和電工、丸善石油化学、三菱化学、山陽石油化学、住友化学工業、日本石油化学の各社は、19日からロンドンでクウェート石油公社(KPC)との間で、石油化学用ナフサの今年8月以降1年分の購入価格に上乗せされるプレミアムを巡る交渉を始める。 今回の交渉にはエチレンセンターのほか大手商社、さらには韓国の現代石油化学と三星物産も参加する模様。KPCと参加各社の話し合いの全てが終了するのは23日となる見通し。 わが国のエチレンセンターや商社は、KPCとは毎年12月と6月に話し合いを持って、それぞれが3月以降分と8月以降分のプレミアムの額を取り決めている。昨年8月以降分のプレミアムはトン当たり4.5ドル、また今年3月以降分は同9.5ドルで決着している。 今回の交渉では、KPC側が同15ドルを提示するとの見方が多い。しかし日本側の多くは最高でも同10ドルに抑えたいとしている。 |