2000年06月02日
ジャパンエナジー、日鉱金属との共同持株会社設立を検討開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーは2日、以前に表明していた純粋持株会社制への移行について、グループの主要会社である日鉱金属との間で共同持株会社設立についての検討を開始した、と発表した。
 両社のルーツはともに旧日本鉱業であり、これまで同じグループ内の2大企業として様々な連携を図ってきたが、連結経営時代の究極の姿として共同で純粋持株会社設立の検討を進めることにしたもの。
 なお純粋持株会社設立に関して、現在、両社で検討している主な事項は、(1)純粋持株会社のスキームとコーポレートガバナンスのあり方 、(2)最大のシナジー効果が期待される電子材料事業における統合効果とワールドワイドな事業展開方策、(3)主力事業である石油事業、金属事業、電子材料事業およびその他事業の4事業分野の再編方策と収益力の強化策の3点。
 同社は、これらの検討を踏まえ、基本方向について両社が合意したうえで、純粋持株会社の設立・両社事業の再編などについて専任チームによる詳細な検討に入る方針であるとしている。