2000年05月31日 |
プラ協の新会長に大橋・石化協会長が就任 |
副会長は田代・VEC会長と菅沢・プラ連副会長 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:昭和電工、東ソー、三菱樹脂、塩ビ工業・環境協会、石油化学工業協会、日本プラスチック工業連盟、プラスチック処理促進協会 |
プラスチック処理促進協会は、31日に開催した平成12年度通常総会において、幸田重教会長の任期満了に伴う新会長に大橋光夫・石油化学工業協会会長(昭和電工社長)を選出した。任期は2年。 また、副会長には田代圓・塩ビ工業・環境協会会長(東ソー社長)と菅沢武彦・日本プラスチック工業連盟副会長(三菱樹脂社長)を選任した。 大橋会長の挨拶=資源および地球環境問題への対応策としてプラスチックリサイクルは極めて重要だ。このため、プラスチック関係業界はこれまで自主的に様々なリサイクル活動を展開し、一定の成果を上げてきた。 しかし、循環型経済社会の構築にはさらなる努力が必要だ。ついては当協会も、容器包装リサイクル法の本格施行に対する的確な対応を始め、各種の再商品化手段の開発と普及に一層力を入れていくようにしたい。 そうした中では、マテリアル・リサイクルに適さない廃プラスチックをサーマル・リサイクルするのに必要な技術の開発や実用化の促進も課題の一つと考える。 プラスチック産業を取り巻く様々な環境問題は、プラスチックに対する社会の適正な理解なくしては解決できない。したがって、私たちプラスチック業界にとっては、社会との意思の疎通・対話が極めて重要な課題ということになる。このため当協会も、社会により積極的に情報を提供し、同時に社会の要求に耳を傾けることでプラスチック産業に対する社会の理解を深めるようにしていきたい。 |