2000年05月23日 |
旭電化社長に中嶋宏元常務昇格、岩下社長は会長に |
CEO制移行で岩下氏はCEO、中島氏はCOOに |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:旭電化工業 |
旭電化工業は23日、岩下誠宏社長が代表権のある会長に就き、後任社長に中嶋宏元常務が昇格する人事を内定した、と発表した。また最高経営責任者CEO制導入にともない、岩下氏はCEOに、中島氏は最高執行責任者COOに就任する。総会開催は6月28日。 岩下社長は任期の途中だが、今3月期に過去最高の経常益を計上、退職給付債務不足額を5年以内に償却しても、引き続き増益決算が見込めるなど、業績が好調なうえ、EBO(エンプロイー・バイ・アウト)などによる同社グループの抜本的経営体制改革を完了。今後は業界や財界、国際活動を中心に活動していきたい意向という。 後任の中嶋常務は、昭和37年早稲田大学第一理学部卒、入社。平成7年取締役樹脂材料開発研究所長。9年から常務、総合企画部長兼資材部管掌。 [中島常務のコメント]岩下社長の路線を継承し、事業構造の改革とコア事業の戦略的強化・育成を図るとともに、国際競争力と独自性のある新技術、新製品の開発を進め、世界市場で存在価値のある企業を目指したい。 |