2000年05月22日
EOG2000年見通し、EG輸出大幅減少を見込む
EO6%減、EG8%減を予想
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会エチレンオキサイド・グリコール委員会は、2000年のEO(エチレンオキサイド)およびEG(エチレングリコール)の需要見通しをまとめた。
 EOの1999年の実績はエタノールアミンが前年比10%増、界面活性剤が同7%増となったことからEGの内需換算分を加えた国内需要計は同3%増の80万6,900トンだった。これにEG換算輸出分を加えた合計は同1%増の104万9,500トンとなった。
 2000年見通しはグリコールエーテルが2%減、界面活性剤、エタノールアミン1%増を見込むが、EG輸出換算分が25%減と合計では6%減の99万1,000トンを見込んでいる。
 一方EGの1999年実績は輸出が5%減となったほか、不凍液2%減、ポリエステル繊維・PET樹脂および不飽和ポリエステル・アルキド樹脂・ウレタンがそれぞれ1%減となり合計では2%減の99万2,200トンとなった。
 2000年見通しは輸出が新増設の影響などから25%減少を予想、国内もポリエステル繊維・PET樹脂向けが1%減を見込み、合計では8%減の90万9,000トンと予想している。
 詳細は別表のとおり。


http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/miti/2000eo>2000年エチレンオキサイド需要見通し(表)
http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/miti/2000eg>2000年エチレングリコール需要見通し(表)