2000年05月15日
新生デグサ社の役員人事が決定
独VebaとViag統合後の新会社E.ON誕生にともない
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デグサ

 今年夏に事業を統合してE.ON社を設立する独Vebaグループと独Viagグループは現地時間の15日、化学部門の役員人事を決定した。E.ON社の化学部門担当会社は新生デグサとなるが、役員は現在の独デグサ・ヒュルスおよびSKWトロストバーグから選任される。
 発表された人事によると、SKWトロストバーグ経営会議議長のUtz-Hellmuth Felcht教授が新会社の会長兼CEOに、デグサ・ヒュルス経営会議議長のHeinz-Joachim Wagner氏はCFO、デグサ・ヒュルス経営会議メンバーのAlfred Oberholz博士が法人戦略・開発担当の経営会議メンバーにそれぞれ就任する。
 また新生デグサは、食品・飼料添加剤(担当副社長はSKWのMichael.Witzel博士)、コンストラクションケミカル(同未定)、ファインケミカル・中間体(デグサ・ヒュルスのJorn Ruter博士)、ケアケミカル(SKWのHans-Joachim Kollmeier教授)、特殊樹脂(デグサ・ヒュルスのManfred Spindler博士)の6ビジネスユニットで構成される。