2000年05月12日
日本メタアクリル樹脂協会、18日解散総会
石化協、「委員会」新設し業務引き継ぎ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:旭化成、クラレ、住友化学、日本触媒、三井化学、三菱ガス化学、三菱レイヨン

 日本メタアクリル樹脂協会(会長、山本一元旭化成工業社長)は5月限りで35年間続けてきた協会活動に幕を閉じることになり、18日東京・千代田区の霞山会館で解散総会を開く。
 加盟会社は旭化成工業、クラレ、三菱ガス化学、三菱レイヨン、三井化学、日本触媒、住友化学工業の7社。
 業界が勃興期にあった昭和40年1月、各種の調査や広報、会員相互の親睦などを目的として設立されたが、生産規模はモノマーで43万1,000トン(99年)に達し、協会活動の目的も十分達せられたとして解散することにしたもの。
 会員の全社が石油化学工業会のメンバーでもあるところから、今後は石化協が業務を引き継ぐ。石化協では6月1日付で「メタアクリル委員会」(仮称)を設ける方針である。