2000年05月09日
独ルルギ、Ibrahim Fibresのポリエステル増設計画を受注
2002年1Qめどに14万トン設備増設
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 独ルルギ・ツィンマーはドイツ現地時間の8日、パキスタンのIbrahim Fibres社からポリエステル繊維設備増設計画を受注した、と発表した。パンジャブ州Faisalabad地区でポリマー能力年産14万トン設備を増設するもので、7,100万ユーロを投じ2002年第1四半期の完成を予定している。
 Ibrahim Fibres社は現在、Faisalabad地区において1997年からポリマー能力で年産6万トン規模の設備を有している。今回の計画は、同じFaisalabad地区にポリマー能力14万トン設備および、短繊維製造設備3ラインを建設するもの。2002年第1四半期の完成により、Ibrahim Fibres社のポリマー能力は既存設備との合計で20万トン以上に拡大、同国最大のポリエステルメーカーとなる。
 なおルルギ・ツィンマーは、Ibrahim Fibres社の既存設備の建設も担当している。