2000年05月08日 |
昭和電工、エチレン2号機の定修と増強工事を完了 |
1号機は7月中に停止して廃棄へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は3月14日から大分工場内でエチレン第2号機の定修と能力増強の工事を進めていたが、ほぼ当初計画したスケジュール通りに完工し、このほど稼動を再開した。 これによって、同装置のエチレン生産能力は、定修実施年ベースで従来の50万5,000トンから60万トンに拡大した。1号機の生産能力は同22万1,000トンなので、当面の総設備能力は82万1,000トンとなる。ただし同社は、2号機の稼動が軌道に乗ると見られる7月中に1号機を停止し、廃棄することにしている。 これに伴い、総設備規模は12万6,000トン縮小する。しかし、2号機の手直しによってコスト競争力は強化されるという。 |