2000年04月14日 |
日石三菱、連結および単独業績予想を下方修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:なし |
日石三菱は14日、連結および単独業績予想の修正を発表した。当期純利益は連結が50億円の損失、単独も50億円に下方修正される。主な原因は、来年度から義務付けられる退職給付会計に備え、退職給与引当金の計上方法を見直すことにともない、連結で約230億円、単独で約90億円の特別損失を計上することによる。この結果、年金などの積立不足は連結・単独とも解消される見通し。 なお単独決算の経常利益が前回予想に比べ約50億円下回る理由は、販売油種構成の悪化および原油価格上昇にともなうコストアップによるもの。このため連結の経常利益にも影響はあるものの、石油開発部門が原油価格の堅調推移により収益が向上するなどにより、減益幅は約20億円にとどまる見通し。また2000年3月期の期末配当は1株当たり4円00銭を予定している。 [2000年(平成12年)3月期連結業績予想修正](単位:百万円) ◇売上高 3,630,000(3,660,000) ◇経常利益 33,000( 35,000) ◇当期純利益 ▲5,000( 12,000) ※カッコ内の数字は前回発表予想 [2000年(平成12年)3月期単独業績予想修正](単位:百万円) (単位:億円、配当金:円/株) ◇売上高 2,810,000(2,850,000) ◇経常利益 15,000( 20,000) ◇当期純利益 5,000( 14,000) ※カッコ内の数字は前回発表予想 |