2000年04月14日
5月のアジア石化会議に中国代表が基調講演
岡本通産局長もスピーチ、運営、プログラム全面改正
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 5月に横浜市で開催される、第1回「アジア石油化学会議」に、初めて中国から代表が出席、基調講演をすることが決った。講演するのは、SINOPEC(中国石油化工集団公司)の張徳義副総工程師。発展を続ける同国石化工業の現状や将来についてスピーチする予定という。
 同会議は、日韓台3カ国持ち回りで開催していた従来の「東アジア石油化学会議」を全面的に改め、今年からは運営、プログラムなどをすべてオープン化する。
 まず、運営は、開催国の資格をもつ6カ国(日本、韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシア)で構成される運営委員会が中心となって推進する。
 大会午前に開催される全体会議でも、6カ国代表が順番にオープニング・スピーチを行う。そのあとプログラムに「キー・ノート・スピーチ」を設け、内外来賓が特別講演を行う。今年は通産省の岡本巌基礎産業局長とSINOPECの張氏講演がスピーカーに決った。
 午後からの分科会は、従来通り主要製品別7分科に分かれて開催するが、これもすべてオープンとなる。
 アジア石油化学会議の開催日は5月26日、会場は横浜市のロイヤルパークホテル・ニッコー、石油化学工業協会では参加申し込みを受け付けている。