2000年04月11日 |
丸紅、連結および単独業績予想を修正 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:丸紅 |
丸紅は11日、2000年3月期の連結および単独業績予想を修正した。連結は前回の中間決算報表示に対し、リストラに伴う多額の損失の計上により、当期純利益が180億円マイナスの20億円にとどまる見込み。 理由としてリストラクチャリングプランの着実な実行に伴い、不採算事業からの撤収損、減損会計に基づく固定資産評価損、販売用不動産の評価損、特定海外債権の引当などのリストラ費が800億円程度になったとしている。これらのリストラ費用に充当するため有価証券など資産売却益を計上したが、予定していた事業の売却遅延により、当期の連結純利益は20億円程度を予想している。売上高は10兆円のまま変わらず。 なお、特別損失として関係会社など整理損480億円、販売用不動産の評価損200億円、特定海外債権の引当200億円、その他特別退職金、厚生年金基金特別掛金など合計1,200億円程度となる見込み。特別利益としては上場有価証券および投資有価証券売却益480億円、固定資産売却益120億円と合計600億円となる見込み。 なお、単独業績予想修正は以下のとおり。 [2000年(平成12年)3月期単独業績予想修正] (単位:億円) ◇売上高 86,500(90,000)△3,500 △3.9% ◇経常利益 600(400)200 50% ◇当期純利益 60(50)10 20% ※数字は順に今回(前回(1999年11月18日)修正発表)増減額 増減率 |