2000年04月10日 |
電気化学社長に晝間常務昇格 |
矢野社長は代表取締役会長に |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:デンカポリマー、電気化学工業 |
電気化学工業10日、同日開催の取締役会で矢野恒夫社長が代表権のある会長に就任し、後任社長に晝間(ひるま)敏男常務が昇格する首脳人事を内定した、と発表した。6月29日開催予定の株主総会後の取締役会で正式決定する。 矢野社長は平成6月6月から3期6年にわたり社長をつとめ、業績の回復を図ってきたが、塩ビ、ポリスチレンなど課題となっていた事業のリストラ、再編に道をつけた。2000年3月期業績の回復を機に経営陣の若返りと活性化を図ることにした。 後任の晝間氏は、化学品事業畑を幅広く歩き、平成8年には子会社のデンカポリマー社長として、短期間に同社の経営を黒字化した。また電気化学の主力事業である高機能材料、電子材料、特殊混和材の3事業のうち、2つの事業に関わり、第一線に立って指導してきた。 晝間氏の略歴は次のとおり。 [略歴] 昭和36年3月 早稲田大学第一商学部卒業 昭和36年4月 電気化学工業株式会社入社 昭和60年6月 機能材料事業部長 平成 2年9月 有機事業部長 平成 6年3月 化学品事業本部化学品企画統括室長 平成 6年6月 取締役就任 平成 7年1月 化学品事業本部副本部長 平成 8年3月 デンカポリマー株式会社代表取締役社長就任 平成 9年1月 常務取締役 製品事業本部長 平成11年6月 資材部、樹脂・化成品事業企画部、製品事業部、ABS・機能樹脂事業部、製品関連会社 担当 (埼玉県出身、61歳) |