2000年03月27日
クラレ、2000年3月期通期および連結業績予想を修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:クラレ

 クラレは27日、2000年通期および連結業績予想の修正を発表した。
 同社では、2001年度から「退職給付に係る会計基準」が適用されることに伴い発生する積立不足額について、適格退職年金の過去勤務費用残高95億円を特別損失として一括処理する。
 また、海外子会社への長期貸付金に対する為替評価損失約25億円を特別損失として処理、投資有価証券売却益など約30億円(上期5億円、下期約25億円)を特別利益として処理する。
 なお、新退職給付会計基準の導入による未積立債務は、割引率3.0%を前提として、連結で190億円、単独170億円と予想、2001年度において残りの未積立債務、連結で95億円、単独で75億円を一括処理する。


[2000年(平成12年)3月期連結業績修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 325,000(330,000)△5,000 △1.5
◇経常利益 23,000(24,000)△1,000 △4.2
◇当期純利益 8,200(14,000)△5,800 △41.4


[2000年(平成12年)3月期単独業績修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円)
◇売上高 255,000(260,000)△5,000 △1.9
◇経常利益 20,000(21,000)△1,000 △4.8
◇当期純利益 6,700(12,500)△5,800 △46.4