2000年03月27日 |
チバSC、ユニケマと樹脂用表面改質剤の業務提携を拡大 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:チバ・スペシャルティ・ケミカルズ |
スイスのチバ・スペシャルティ・ケミカルズ(チバSC)添加剤事業部ととユニケマは、ポリマー用表面改質剤分野における業務提携を拡大する、と発表した。これにともないチバSCは、ユニケマのポリマー用滑剤で現在ユニワックスおよびユニスリップの商標で販売しているエルカ酸アミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド製品のポリマー用途における総代理店となる。これらは主にフィルムのスリップ特性を強化するために使用されるもので、チバSCはアトマーSAの商標で販売する。 チバSCにおけるグローバルのポリマー添加剤事業代表のフェリックス・マイヤー氏は、「アトマーSAは、既存の帯電防止剤および防曇剤であるアトマーのラインアップを補完するもので、チバSCの現在の製品ポートフォリオとの組み合わせにより、ポジションをさらに強化することができる」と語っている。またユニケマ・ポリマー添加剤のグローバルビジネス・マネージャーであるポール・トロワ氏は、「ユニケマは、チバSCとポリマー添加剤分野における協力体制で実績を積み上げており、その関係強化はチバSCが地域拡大と新しい市場の開拓をしてくれるものとして、歓迎している」とコメントした。 |