2000年03月16日
芳香族ではベンゼンとキシレンが若干増加
パラキシレンの生産能力は変わらず
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:三菱化学

 通産省基礎産業局が16日に集計した、芳香族の平成11年末の生産能力は、ベンゼンとキシレンが前年を若干上回るにとどまった。
 ベンゼンは年産15万9,000トン増えて561万3,000トンに、またキシレンは15万トン拡大して543万2,000トンになっている。増加率はベンゼンが2.9%、キシレンが2,8%である。ベンゼンでは、日石三菱の11万2,000トン増と三菱化学の22万1,000トン減が目立つ。
 トルエンは1万4,000トン増えるにとどまっている。また、パラキシレンは能力に変更はなく、前年と同じ316万7,000トンとなっている。


http://www.c-nt.co.jp/data/capa/miti/index_j.html">通産省主要石油化学製品生産能力調査