2000年03月16日
石化協まとめ2月の主要石化製品生産、依然高水準続く
稼働日数要因変化も、エチレン稼働率試算99.6%
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会、石油化学工業協会

 石油化学工業協会は17日、2000年2月の主要石油化学製品の生産実績をまとめた。
 2月は前年と比べて稼動日数が1日多かったこともあり、アセトアルデヒド、SBRの2品目を除いたすべての製品が前年実績を上回った。前月に対しては、逆に日数が2日減少したため、PS、BRを除いたすべての製品が減産となっている。
 製品別ではエチレンが前年比7%増の65万4,300トン、LDPE同19%増の16万3,500トン、HDPE同10%増の11万1,600トン、PP同5%増の22万700トンなど、高水準な生産が続いている。
 エチレンの稼働率試算は99.6%で、前年比0.5%増、前月比1.6%増となっている。
 なお、塩ビの実績は21日に塩ビ工業・環境協会から発表される。
2000年2月の実績(内訳)は別表の通り。



http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/200002p.html">2000年2月主要石化製品生産実績(表)