2000年03月14日 |
台湾向けプロピレン価格、2Qは545ドルに |
1Q比175ドルアップ、原料高、需給タイト感背景に |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:昭和電工 |
商社筋によると、2Qの台湾向けプロピレン価格は、CFR545ドルで決着した。1Qが370ドルであったことから175ドルのアップとなる。 今回のプロピレンのコントラクト価格は、昭和電工と台湾ポリプロとの交渉で決まったもので、原料ナフサ高、需給タイト感を背景に上昇に転じたことになる。 台湾向けプロピレン価格は昨年1Qが290ドル、2Q260ドル、3Q335ドル、4Q480ドルと2Q以降上昇していたが、今年1Qには台湾需要家の強い値下げ要求に日本商社が押し切られる形で370ドルに下降していた。 しかし、ナフサ、原油など原料価格が一段高となっている上、日本、韓国などで定修が目白押しなことから需給タイト化が進むことが確実視されており、今回の価格反転となったもの。 |