2000年03月06日
可塑剤、1999年は生産・出荷とも増加~工業会まとめ
フタル酸系生産は4.4%増/出荷は3.2%増を記録
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会は6日、1999年12月および暦年の可塑剤生産・出荷・在庫実績をまとめた。
 1999年暦年のフタル酸系可塑剤の生産は、前年比104.4%の41万5,124トン、出荷も103.2%の41万5,988トンと増加した。ポリエステル系も増加したが、リン酸系、アジピン酸系、エポキシ系はいずれも前年実績を下回っている。
 この結果可塑剤全体では、生産は102.9%の48万8,099トン、出荷は102.3%の49万9,374トンと増加している。
 一方、12月のフタル酸系可塑剤の生産は、3万4,977トンと前年同月比4%減少したものの、出荷は3万7,619トンと7.6%増を記録した。この他エポキシ系の生産は前年を下回ったものの、エポキシ系の出荷およびリン酸系、アジピン酸系、ポリエステル系の生産・出荷は前年同月を上回り、可塑剤全体では生産が2.1%減の4万1,395トン、出荷は4万5,375トンと9.2%増加した。

http://www.c-nt.co.jp/data/oxo/1999.html">1999年可塑剤生産・出荷実績(表)