2000年03月03日
インドのポリオレフィン新設備が稼動へ
HDが20万トン、L-Lが22万5,000トン
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 最近現地を訪問したわが国の化学関係企業筋によると、インドの西ベンガル州のハルディア石油化学コンビナート内に建設されたポリオレフィン大型新プラントが今月中旬にも相次いで稼動を開始する見通しとなった。
 同コンビナート内には昨年末に年産42万トン能力のエチレンプラントが建設されて操業に入り、続いて同20万トンのHDPE設備、同22万5,000トンのL-LDPEプラント、同21万トンのPP装置も相次いで完成した。しかし、ユティリティー部門の整備が遅れたためこれらのポリオレフィンプラントの稼動開始時期は大幅に遅延している状況にある。当初は昨年の第4・四半期中に本格操業に入る予定であったので、ほぼ3ヶ月の遅れとなるわけ。