2002年02月07日

昨年の酢ビ生産・出荷、前年水準上回る、ポバールは大幅減に、工業会発表

【カテゴリー】：実績/統計 【関連企業・団体】：酢ビ・ポバール工業会

酢ビ・ポバール工業会は7日、2001年12月および1~12月の生産,出荷実績を発表した。酢ビは生産、出荷とも前年をわずかながら上回ったが、ポバールは8%の生産減となった。 　酢ビの12月の生産量は55,239トン(前年比94.9%)、出荷は55,248トン(98.7%)でともに前年比マイナスとなった。出荷はポーバール用が31,588トン(93.4%)と減少したが、輸出は9.891トン(148.6%)と大幅増加した。 　 　この結果2001年の合計生産量は61,7016トン(101%)、出荷は620,330トン(102%)となった。出荷内訳はポバール用350,844トン(94%)、接着剤60,065トン(90%)、ガム1,130トン(119%)、コーポリ3,264トン(125%)など。在庫は24,204トン(102%)。 　 　一方ポバールは12月生産量16,702トン(84.6%)、出荷15,384トン(86.8%)でともに大幅減少した。ビニロン用3,710トン(88.6%)、接着剤2,428トン(105.9%)、輸出は4,812トン(85.2%)だった。 　 　2001年の生産量は19,4864トン(92%),出荷194,703トン(93%)だった。接着剤は26,409トン(105%)と増加したもののビニロン用96%、輸出90%など他はいずれもマイナスとなった。内訳は別表の通り。 http://www.c-nt.co.jp/data/vam/2001pva.html""> ポバール需給実績 http://www.c-nt.co.jp/data/vam/2001vam.html""> 2001年酢ビモノマー需給実績 ※iモードではご覧になることが出来ません。