2002年02月06日
可塑剤の11月生産、出荷いぜん低調、DOPは中国向けに16%の増産
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会は6日、2001年11月の生産・出荷実績をまとめた。DOPは中国から輸出引き合いがあったため生産が増えたが、国内向けは塩ビ需要の不振が響き、生産、出荷とも前年割れが続いている。
 
 フタル酸系小計は生産が34,113トン(前年比101.5%)、出荷34,261トン(87.7%)、在庫17,922トン(72.9%)。このうちDOPは生産23,873トン(116.1%)、出荷は22,656トン(94.2%)、DINPは生産8,746トン(101.8%)、出荷9,199トン(83.8%)だった。
 
 またアジピン酸系は、生産1,912トン(81.4%),出荷2,255トン(83.2%)、ポリエステル系は生産1,121トン(95.0%)、出荷1,105トン(87.1%)。この結果同月の可塑剤合計は生産3,8784トン(98.2%)、出荷40,415トン(87.5%)、在庫29,346トン(79.9%)となった。




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2001年可塑剤生産・出荷実績

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