2000年02月07日 |
PSPの昨年の出荷、前年比97.4%に縮小 |
生鮮食品用トレーの不振続く、弁当用などは健闘 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会がこのほど集計したところによると、発泡スチレンシート(PSP)の昨年の総出荷数量は13万9,710トンとなった。対前年実績比は97.4%である。同工業会が発足して出荷の集計が始まった平成3年の総出荷数量は13万8,400トンであった。平成11年はほぼそれと同じ規模(100.9%)ということになる。 過去9年の出荷の推移の中では、弁当容器や納豆容器など向けの一般トレー反と、インスタントラーメンの丼容器などを主用途とするラミ丼が順調な伸びを遂げてきている。反面、生鮮食品包装用トレーなどのトレー反は縮小が続いている。 平成11年の品種別出荷実績は次の通り。かっこ内は前年比。 ▽トレー反(生鮮食品包装用トレー等)=7万2,040トン(96.9%)。 ▽一般反(弁当容器、納豆容器等)=2万7,450トン(100.7%)。 ▽ラミ丼(インスタントラーメンの丼容器等)=2万6,540トン(95.6%)。 ▽ラミ一般反(弁当容器等)=1万3,680トン(97.4%)。 |