2002年02月05日
TEC、ベネズエラ向け製油所能力増強工事を受注
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング、三井物産

 東洋エンジニアリング(TEC)は5日、三井物産の協力でぺネズエラ国営石油会社P(PDVSA)が、同国カリブ海沿岸で操業中のエルバリート製油所で計画中の流動接触分解装置(FCC)およぴアルキレーション装置能力増強工事一括請負契約を、現地企業のOtepi Consultores S,A社およびSadeven IIInsdustrias C,A社とのコンソーシアムで結び、正式受注したと発表した。契約金額は約120億円。

 同プロジュクトは、ガソリンの増産と新環境基準に合致した設備改造を目的にしたもので、契約の範囲は、既存製油所で稼動中の流動接触分解装置の54,000BPSDから70,000BPSDへの処理能力増強とアルキレーション装置の20,400BPSDから25,700BPSDへの処理能力増強工事とこれに伴う詳細設計、機器資材調達、建設、試運転業務。基本設計は米国UOP社が行う。プロジェクト完了は2003年4月を予定している。