2000年02月03日 |
三菱化学と東亞合成、塩ビ合弁会社ヴイテックの概要決まる |
社長には小室哲夫三菱化学顧問が就任 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:ヴイテック、東亞合成、三菱化学 |
三菱化学と東亞合成は3日、4月1日に両社の塩ビ事業を統合した新会社の概要が決定した、と発表した。 会社名はヴイテック(英文社名:V-Tech Corporation)で、社長には小室哲夫氏(現三菱化学顧問、元常務取締役)が就任する。資本金60億円、出資比率は三菱化学60%、東亞合成40%で従業員数は約160名、初年度売上高は約350億円を見込んでいる。本社所在地は東京都千代田区九段南3-9-14九段南C&Mビル。 新会社の設備能力は電解が水島に13万5千トン(か性ソーダ97%換算)、VCMが水島30万トン、PVCは川崎18万トン、水島10万トン、四日市11万トン(ペースト塩ビ1万8,000トンを含む)の合計39万トンとなる。 新会社では厳しい塩ビ事業環境が続く中、製販一体の体制のもとで、販売、研究開発および技術サービスの強化、製造・物流コストなどの削減、グレード数の見直しなど、事業統合効果の極大化をはかり、再構築を進めていくことになるとしている。 <参考>ヴイテック社組織図 http://c-nt.co.jp/news/v-tec.gif> |