2000年01月31日 |
三井化学、大阪石油化学を完全子会社化 |
浮島石油化学との一体運営で競争力を強化 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産、コスモ石油、三井化学、三井物産 |
三井化学は31日、大阪石油化学との間で株式交換契約に調印、3月13日をもって完全子会社化する、と発表した。 同社では石化産業を取り巻く厳しい事業環境の中、主原料の供給ソースであるエチレンセンターの競争力強化を図るため、大阪石油化学を完全子会社化、同社が運営をおこなう浮島石油化学との一体運営を強化するとしている。 大阪石油化学は、資本金50億円、完全子会社化前の出資比率は三井化学55%、宇部興産20%、鐘淵化学5%、コスモ石油5%、三井物産5%、三和銀行5%、さくら銀行5%となっている。大阪・堺にエチレン年産40万9,000トン(スキップ年37万2,000)トン設備を持ち、1999年3月期の売上高は477億円。 |