2000年01月27日 |
EPSカップ麺の出荷、昨年計は274万食 |
前年の実績を7.7%上回る高水準に |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:なし |
日本即席食品工業協会がこのほど集計したところによると、即席食品のうちEPS(発泡スチロール)製カップ入りのスナック麺(ドライタイプの製品)の昨年12月の出荷量は31万2,310食となった。前月の実績を16.2%、前年同月を9.2%それぞれ上回っている。 12月の実績が前月を大きく上回ったのは、いわゆる2000年問題の仮需が発生したためと見られる。前年同月に対する伸び率が例年以上に高いのも同様の理由によるようだ。 この結果、同品種の昨年の総出荷量は274万843食となった。前年の実績は254万4,097食であったので、昨年は7.7%増ということになる。 その背景について同協会では「11月と12月に発生した2000年問題仮需とエンドクリン問題の終息に伴う実需の回復、それと”ご当地ラーメン”に代表される新品種の開発--の3点が大きく作用していると言ってよい」と説明している。 |