2002年02月04日 |
ISMS認証でシンポ、経産省、情報処理開発協 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:富士通 |
経産省と日本情報処理開発協会は4日、東京・永田町の日本都市センターで「情報セキュリティマネジメントシステムに関するシンポジウム」を開いた。 ブロードバンドやIT戦略の展開で重要視されている情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の適合性評価制度が4月から実施されるのを前にその取り組みと方向性を提示したものである。 同シンポジウムは定員500人に対し、約800人の盛況となった。 ISMSの国際標準であるISO/IEC・17799;2000が国内のJIS企画・JISX5080;2002として制定されつつあるとの方向が示された。 シンポは大野秀敏経産省情報セキュリティ対策室長の「わが国の情報セキュリティ対策」、土居範久慶大理工学部教授の「情報セキュリティの国際動向と今後の方向」、英BSI/DISC委員のペーター・レステレ氏から「ISO/IEC・17799の改訂と最近動向」などのテーマの講演があった。 レステレ氏からはISO/IEC規格のもとになったのはBSI(英国規格協会)が制定したBS7799であるとの説明があった。 ISMSの標準では日本品質保証機構、日本検査キューエイ、KPMGが審査登録機関で、すでにパイロット事業として富士通FIP、CIC、新日鐵ソリューションズ、凸版など17社を証認。 |