2000年01月13日
インド・リライアンス、PPの20万トン設備を完成
ハジラの既存設備を合わせて100万トン体制に
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 インドのリライアンス・インダストリーズは現地時間の12日、ジャムナガール石油化学コンビナート内で進めていた新鋭ポリプロピレン設備の建設工事をこのほど完工したことを明らかにした。
 UCCの気相法(触媒技術はシェル法)によるもので、生産能力は年20万トン。この結果、同社のPPの生産能力は同100万トンとなった。内訳は同コンビナート内が3系列合計同60万トン、ハジラ地区が2系列トータル同40万トンである。これによって同社は、設備規模では世界第5位のPPメーカーとなった。
 インドの化学・石油化学庁の資料によると、同国のPPの総設備能力は、IPCLの同13万5,000トン、HPLの同21万トン設備を加えて同134万5,000トンとなった。