2000年01月06日 |
塩ビ工業・環境協会の賀詞交歓会盛況 |
金川会長、「5つの課題」取り組み強調 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:信越化学工業、塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)の賀詞交歓会は6日、都内の会場で開催された。 岡本巌通産省基礎産業局長の祝辞のあと、挨拶に立った金川千尋会長(信越化学工業社長)は「日本の景気は昨年の後半から底を打った感じだが、業界にはなお課題が残っている。その課題というのは(1)塩ビはダイオキシンの元凶という誤った認識を払拭すること(2)国や地方自治体にもこれ以上の規制を行わないように理解を求めていくこと(3)リサイクル活動の推進(4)新規用途の開拓(5)海外機関との情報共有化、の5つだ。このうちリサイクルはパイプ、農ビ電線など各業界とも目標に向けて成果を挙げつつあるので我々も引き続き支援していきたい」と語った。 さらに「塩ビは物性、加工性、経済性にすぐれ、環境にも優しい樹脂だ。広く安心して使ってもらえる社会環境を整え”復権”を図っていきたい」と強調した。続いて古田武副会長(鐘淵化学工業会長)の音頭で乾杯、なごやかな歓談に入った。 会場は約400人の業界首脳、関係者で埋まり盛況だった。 |