1999年12月20日 |
住友ゴム、グッドイヤーとの提携で北米子会社を精算 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友ゴム工業 |
住友ゴム工業は20日、今年6月14日に締結した米グッドイヤー(以下GY)との提携に基づき、GYからの最終追加受取金額と、北米事業再編にともなう子会社の精算損失が確定した、と発表した。 追加入金については、9月2日に公表したGYとの提携にともなう取引により、9月1日に379億円の収益が発生したが、このほど8月末時点のGYへの実際引継資産が確定したことを受け、GYから精算金として28億円の追加入金を受け取った。 また北米における住友ゴムのタイヤ製造販売子会社Dunlop Tire Corporation(以下DTC)は、9月1日付けでタイヤ事業をGYとの合弁会社に譲渡したことにより、住友ゴムの生産拠点としての役割を終えたため、12月15日付けで解散した。またDTCの持株会社SRI International,Inc.についても、12月14日付けで解散、あわせて63億円の精算損失が発生した。 なおこの結果、アドバイザー費用などを含めたGYとの提携に関する取引全体では、最終的に128億円の収益が見込まれるものの、業績予想にはすでに折り込み済みのため、変更しないとしている。 |