1999年12月15日 |
京葉エチレン、増設分解炉の試運転開始 |
1月から年73万7,000トンのフル生産へ |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:住友化学、東ソー、丸善石油化学、三井化学 |
京葉エチレンは、千葉のエチレンプラントに増設した新鋭大型分解炉の試運転を先週半ばから開始した。同分解炉の能力は年産10万トン。同エチレンプラントでは10基目の分解炉である。 これに伴う同社の年間エチレン総生産能力は、定修実施年の場合で70万トン、定修スキップ年のケースで73万7,000トンとなる。わが国のエチレン総設備能力は11社合計で定修実施年ベースで739万7,000トン、定修スキップ年で807万トンに拡大する。http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/capa/ethylene>(詳細は別掲の資料室)。 同社は来年1月から新鋭分解炉の本運転に入る予定。住友化学工業、三井化学、丸善石油化学の株主3社のほか、東ソーなど他のセンターにも融通あるいは受託生産する数量がかなり多いこともあって当初からフル稼働することになりそう。 |